「1on1ミーティングで話すことがない」「1on1ミーティングの目的がわからない」と困っている方は大勢いるのではないでしょうか?
私もいきなり「今週から始めるからよろしく!」と言われて何するんだろ?ってなりました。目標に向かっての進捗確認なのか?ただの雑談なのか?、、と悩みました。
でも上司の最初の一言は「今日のミーティング何する?」でした。私は現状困っていることや、判断に悩んでることを漠然と相談するようにしました。
上司からの視点では、1on1ミーティングの意味を定義して実施されているわけなのでミーティングをやる意味を見出せているようでした。
ただ、部下としてはあまりにも漠然としていて、やり方はあっていても成長しないミーティングとなっていることが多いような感じました。(自分が部下に1on1を実施するようになって感じたことです)
1on1ミーティングの定義とは?
「ヤフーの1on1」を読みまずは世の中のやり方をインプットしました。
この本には具体的なやりとりを例にとりどのようなやり方、考え方が重要であるかを分かりやすく解説せれていました。基本的な考え方をインプットするには良い本だと思います。
1on1の考え方として「経験学習を促進させる」と定義されていました。(詳細は本を読んでくださいw)
自分が経験したことを振り返り、次のアクションを決め、上司にフィードバックをもらうことです。
でも結局は「部下が自分で考え行動できるようにする」「会社の利益を最大限にする行動を出来る人材にする」とざっくりなものになってしまいます。
1on1ミーティングについて、思考を巡らせる
1on1ミーティングをやるだけで、部下が自分で考えて本当に会社のための行動ができるようになるのか?
今の時代会社のために「自分で考えて問題を見つけ、仮説を立てて、行動する」ことができるようになるのか?
今の会社で出世したいと思っている人は、会社のために行動できるため問題ないように思える。でもそうではない社員は山ほどいると思う
そこで会社で出世するためではなく、どんな仕事をしていても役に立つ、成長できるようなやり方を提案するべきだと思う
部下がやりたいこと、できること、できないこと、得意なこと、苦手なことを明確にする方法。。。
職歴書みたいなものを常に更新していく方法はどうだろ?
転職などの機会がないと日々の作業に時間がとられてしまい振り返らないが、とても重要なものです。職歴書よりもっと詳細に記載し、自分をVersion Upしていくのは楽しいと思うのは私だけだろうか?
誰が見ても、この人は何ができる人物かをわかるように記載する。上司はそのスキルをもとにやりたいことや会社でやるべき仕事とマッチングさせる(環境を提供する)
チームビルディングもこの考え方を取り入れることができそう!チームの職歴書を作りこのチームでできる仕事を明確にする!できる規模を明確にする!その集合体が会社であり、この会社はどんなことが強みで、どんなことが弱みであるかが明確になるのではないだろうか
今後のアクションプラン
- 1on1ミーティングの意義の認識を上司と部下で合わせる
- なんでも話せる信頼関係を構築する(これは日頃のコミュニケーションの積み重ね)
- 「どのような仕事をしたいか」「なぜそれをしたいのか」「どうやったら実現できるのか」を部下から聞き出す(上司はこうしたら良いなど言いたくなるけど、我慢する)
- 具体的なアクションプランを考えてもらい実行させる(経験学習)
- 職歴書を作成してもらい、Version Upのサポートをする
- チームの職歴書を個人毎に作成し、チームで共有してディスカッション
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